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依存から自立へ
かつてあんなにたくさんの天然杉を出していた能代二ツ井営林署など、いくつもあった営林署がなくなった。荒れた山と人の去った民家、廃業した工場、シャッターのおりた商店など。残ったのは、荒れた街並と疲弊した産業です。米づくりも国に減反をせまられ、身近な農協が合併で遠くなって、農業やくらしのことで相談にのってもらいにくくなっています。国も、農業や林業といった第一次産業や福祉、教育あのことは切り捨てているかのようです。より大きなものによりかり、任せておけば安心、という時代でなくなってきていることは、みなさんも肌身に感じていることでしょう。
不安が募って弱気になるほど、より大きなものに頼らないとやっていけないのでは? と思ってしまいがちですが、それは錯覚に過ぎません。たとえば、大型スーパーが進出し、みんながそこに買い物に行ってしまえば、商店街はやっていけなくなります。でも、そのスーパーがもしも撤退してしまったとしたら? こんどはほんとうに町では物が買えなくなってしまう。そして地元に密着し、ちょっとした相談にのってくれたり、きめこまやかなサービスをしてくれていた店も、もうない。・・失ってしまった後に気づいても、もう遅いのです。依存度が高まっていくほどに、依存する対象がなくては生きていけなくなってしまいます。・・こういう今だからこそ、国や県・市・町など行政、農協、大型スーパーや誘致企業など、大きな力によりかかるのでなく、自分たちが主体となり、歴史や文化を活かし、地元資源や知恵で、自立した地域づくりを考えた方がよいのではないでしょうか?
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