秋田でのまちづくりフォーラム

 日時:2005年 2月 27日
 会場:秋田市 遊学舎
 主催:モクネット事業協同組合+NPOモクネット



秋田にも古い町並み、残す価値のある建物があること、それを残そうとしてがんばっている人がいることを、三人の方の発表を通して知ることのできるフォーラムでした。
まずは、鹿角市花輪の高田忠一さんが、解体の決断を目前に迫られていた花輪の「関善酒店」を民間の有志のはたらきで曳き家をし、その後NPO法人「関善にぎわい屋敷」イベントなどに利活用していることを報告してくださいました。

二つめには、秋田公立美術工芸短大の菅原香織さんが、秋田市新屋、増田町、二ツ井町で見つけた「宝物」を発表されました。学生が描いたという新屋の建物のスケッチはとても美しく、地元の方たちも「こんなにすばらしいものが地元にあったのか」と感心していました。

三つめには、「きみまちの家」の構想づくりに関わった神奈川県相模原市RAN企画設計の新村玲子さんが、地域型住宅の特徴や性格を分かりやすく説きました。「きみまちの家」づくりを大工棟梁としていっしょに進めてきた技能組合長の菊池秀夫さんも参加し、意見を述べてくださいました。

地元に住んでいる人がその価値を見いだしていないことも多いのですが、今回のフォーラムで発表された3つの事例を通して、秋田県内にもまちなみを形成していく可能性を秘めた、すばらしい宝や潜在的な力があるのだということを再認識することができました。

 
最初の発表者、秋田県鹿角市で、左官業を営む高田忠一さん。地元への恩返しの思いで関善賑わい屋敷への参加を決めたそうです。   曵き家のために、宙にういた関善賑わい屋敷。住民の力でまちなみをまもった、大変意義深い事例。
     
 
二番目の発表者は、今回のフォーラムの立役者でもある、秋田公立未術工芸短大の産業デザイン学科環境デザインコースの助手、菅原香織さん。   菅原さんらは、大学でまちなみの調査をしました。これは新屋にある寿司店。昔ながらのおちついた佇まいが、道行く人の心を和ませます。
     
 
これも新屋の商店。二階の細かい格子が美しいです。単に昔の状態をとどめているだけでなく、すみずみまできちんと整えられている様子がわかります。   学生が新屋の美しい建物をデッサンしました。これはそれを額装したものです。同じ風景も、このように人の目と手を通して眺めることで、その価値が浮かび上がってきます。まちなみを見直すためのよい方法といえるでしょう。
     
 
二ツ井町本町通り三国統也商店。菅原さんたちによるまちなみ調査の時の写真。洪水で建物が流されることが多かった二ツ井で、今でも残っている貴重な伝統的建築。   同じ三国統也商店。菅原さんが指導した学生によるすばらしいスケッチ。まちなみとしての価値がよく伝わってきます。
     
   
3番目の発表者であるRAN企画設計の新村玲子さん。自ら、その企画にかかわった「きみまちの家」の解説をしていただきました。    
   
 
「木のまち」らしいまちなみとは?
金山町視察レポート
 
秋田さきがけ
 
NPO 関善賑わい屋敷
関善酒店、曵家工事
RAN企画設計
 
     
▲このページの先頭へ ▲このコーナーの目次へ
  最終更新日:2005.03.03
トップページへ 概要 コンタクト 商品 モクネットの提案する家づくり まちづくり事業 まちづくり構想 このまちのかたち 記事