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モクネットの理念(3)  


モクネットは
顔の見える関係を
大切にします。
 
モクネットの理念
1. 山が見える、木の家づくり
2. モクネットの規格材
3. モクネットが考える人のつながり
4. モクネットが学ぶ知恵
 
   
 
 
 
製材所を見学。どうやって材になっていくのかを知る。  
   

 
木が育つ山を見に来た住まい手の一家  
   
 モクネットの規格材で家を建てたいという場合、建て主か設計者、大工・棟梁に必ず二ツ井の山や材を見に(自費で)来てもらい、なぜ並材を使うのか、木の性質などを理解してもらっています。同時に製材や加工なども見せ、並材の柱や梁、壁材や床材を確認してもらいます。それができて、初めて使ってもらう、ということにしています。

 国産材を使った家づくりで建て主は、木材代金を払うことで、その産地の林材業にお金を還元しています。間接的にせよ、地域づくり、森づくりに関わっているのです。そのことを理解した上で材を使ってほしい、と願うのです。

 実際に来て、モクネットの材や材に関わる人たちを知ることで、顔の見える信頼関係が築かれ、ものごとがスムーズに運びます。また、建て主も、木を見、木に関わる人を知り、いろいろな人と協力しながら家づくりをするという実感をもてます。

 カタログを広げてページをめくって買う、住宅メーカーの家とは、ここが一番大きく違うのです。




 モクネット事業協同組合は「山持ち」でもなく、直営の製材所や加工場も持っていません。 モクネット運動の主旨を理解してくれているストックヤードが、米代川流域の森林組合や製材工場、加工工場や運送会社などに、それぞれに得意な分野で、無理のない程度の協力を得て、材を集めてきます。そして、ストックヤードで天然乾燥や仕分けなどをし、モクネット規格材として個別に供給しています。

 つまり、 モクネット事業協同組合はその「調整ととりまとめ」をしているだけなのです。もしも生産から供給までを一貫して自前で行う体制であれば、既存の製材所など木材業界との競争となり、存続は不可能ですし、地域を活かしていくことにもなりません。

 既存の会社が、自分の得意の分野で役割を担いながら、ゆるやかなネットワークでつながること。これがモクネットの基本です。
モクネット事業協同組合に協力している人たちと、それぞれの役割
  (モクネットは「つなぎ&とりまとめ」役をしています)
1 木を伐り出してきて運ぶ
素材生産 米代川流域の森林組合、素材生産業者、山持ち
運搬 能代運輸

2 モクネット規格材をつくる

製材所

北秋田森林組合昭和木材、 桑原木材、相澤銘木、宮松製材、北秋田森林組合、アキリンほか
3 天然乾燥させて、出荷する
ストックヤード モクネットの心臓部 (株)白神フォレストコーポレーション

 
流域から集まった「秋田杉並材」が「モクネット規格材」に製材されて、出荷を待つ。そこがストックヤードだ。  
   
 
4 家を建てる 「職人がつくる木の家」サイトはこちらへ
設計 モクネット規格材を使い、設計する人や刻む大工・工務店が地元二ツ井にも、全国各地にもいます。
大工
■ その他
調湿など

地元二ツ井のエコット倶楽部が、ゼオライトを扱っています。

家具など 京都の木創(つくりつけ家具、システムキッチン)がモクネットと提携しています。



 
   リスク対策費や研究開発費、営業経費などを多く見込んだ利益追求型ではなく、必要経費以上の利益を求めないリスク分散型であったからこそ、モクネットは継続してこられました。これは、意識して作り上げた仕組みではありません。モクネット運動の試行錯誤の中で、関わるそれぞれの人たちが得意な役割を自主的に担いながら継続してきた、その足跡をふりかえってみたら、結果としてリスク分散型であった、ということが分かったのです。

  モクネットが組織・グループ化というようながっちり決まった体をなしていない、ゆるやかなものであるというのは、そういう意味なのです。

 
 
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(c)モクネット事業協同組合   最終更新日:2001.03.31
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