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そしてモクネット
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モクネットの理念(2)
秋田杉の並材を
使いやすい寸法の規格で
ゆっくり天然乾燥させて
お届けします。
モクネットの理念
1.
山が見える、木の家づくり
2.
モクネットの規格材
3.
モクネットが考える人のつながり
4.
モクネットが学ぶ知恵
パンフレットをご希望の方は、
モクネット事業協同組合
までどうぞ!
モクネットで供給するのは、銘木として有名な「天然秋田杉」ではなく植林された「秋田杉」(造林杉)の並材です。
製材所では「節がないのが美しい」という基準にのっとって「四面無節」「三面無節」「上小節」など、節の状態に応じた「役・等級」があります。 材には役の等級を示す判が押され、防カビ、色あげ処理などをして出荷されるのが普通です。材木の世界では、これらを並材に対して「役物」と呼んでいます。
モクネットで使うのは、基本的に節のある「役なし」の並材で、そうした処理をしない材です。内装材の木口なども切り揃えず、梱包もひもで結束するだけ、余計な付加価値をつけない、いわゆる「ノーメーク」の規格材です。
家を支える梁材
モクネット規格材
柱は普通より少し太めで、4寸-4.5寸角
実(さね)と呼ばれる凸凹が切ってある無垢の床材
節のない「役もの」がよいとされる。等級と防かびのはんこ
一般的な製材
節のある木の表情が見える、美しい小屋組み
並材だから強度的に劣ることはありません。製材業界の常識では「役なし」の材は商売の主流ではありません。しかし、枝打ちをしていない今の「荒れた」山の材をまるごと活かすことを考えれば、並材を目に見えない下地材だけでなく、表にあらわす構造材や造作材、内装材にも普通に使った方がいいのです。
「役もの」がいい、というのは、建築業界や製材業界が作ってきた化粧材としてのひとつの美学。でも最近は「節のある木でいいじゃない、木らしくて」という考えが、自然志向の消費者の間で広まっています。化粧の部分の付加価値にお金をかけるよりも、並材でもいいから木をふんだんに使い、木のボリュームや特性を活かした家をつくりませんか。
モクネット規格材の標準的な木取りの例
75-85年生から4寸-4.5寸角の芯去り材を2本取るのを基本にしているが、45年生ぐらいの若い木から芯持ち材を1本取りすることもある。(35年生からだと、4寸角の柱を取るのはむずかしいので、下地材などに挽く)
柱には主に80年ぐらいの木を使います。太い木から、芯を避けるようにして、振り分けで柱をとる、というのは、長いこと藩有林や国有林の高樹齢で大径木の天然杉を扱ってきた秋田の、伝統的な製材方法です。個人で広い面積を経営する山持ちが多く、ある程度早く回転する必要のある九州あたりでは、35〜45年ぐらいの若い木から芯持ちの柱をとるのが主流といいますから、これは地域性です。林業の地域性と製材業のあり方は不可分の関係にあるわけです。
これからは若い造林杉が主流になってきますから、板材などは45年生からとりますが、地域林業全体としては秋田の伝統である100年以上の長伐期林業を復活したいと願っています。
木の芯の部分は杉独特の赤味がある。辺材部分は白っぽい。芯を含む柱を「芯持ち」、含まない柱を「芯去り」という
芯持ちの秋田杉。樹齢3.5寸角なら30年ぐらい、4寸角なら45年ぐらいから取れる
芯去りの秋田杉。芯去りでとるには、樹齢最低75年ぐらいは必要。モクネットの材はこれ。
モクネットでは、材の寸法を、規格化しています。構造材・造作材の区別なく、柱・梁は4寸から4寸5分。太めの寸法のがっちりした規格で、家を長持ちさせます。 寸法体系を単純化することで、部材の種類が少なくなり、安定的に供給できることにつながります。これは木を切り出してくる素材生産や、製材所、製材品を置いておくストックヤードなど、それぞれがリスクを最小限にすることができるので、望ましいことです。
また、樹齢と同じくらいは長持ちする家を建てるなら、ある程度の太さが必要です。外材や檜などと比べると杉は軟らかいのでその分、太く厚い方が安心です。
構造材(自然乾燥材)
柱
(芯去)
120×120×3650
柱は普通より少し太めで、4寸
梁
(芯持)
(120,135)×(180,240,300)×(3640,4000,4600,5000,6000)
家を支える梁材
根太・垂木・鴨居など
120×45×3650
内装材(自然乾燥材)
天井、壁用
(五分の本実)
15×108×(1820,3650)
実(さね)と呼ばれる凸凹が切ってある無垢の床材を内装材に
床材、野地板用
(一寸の本実)
30×160×3650
※自然乾燥材ですので、在庫量、生産状況をご確認ください
※このほかに、大黒柱用の芯持材、テーブルやカウンター用の天然秋田杉厚板があります
※土台と内装材用に青森ひばも用意できます
※規格材以外については、ご相談ください
*価格については、白神フォレスト
(tel 0185-52-4130 fax 0185-52-4150)
または京都木創(tel 0774-88-4246 fax 0774-88-2189)まで直接お問い合わせください
。
桟積みして太陽の光と風とで天然乾燥
木の乾燥度合いをしらべる含水率計もある
国産材、特に杉などの無垢材を使うのに問題になるのは乾燥です。乾燥がよくないと、あとで、割れたり曲がったり、隙が大きくなります。
杉を無理なく自然に乾燥させるには、製材後、風通しのよいところに桟積みして、何ヶ月かおいておくことが必要です。「昨日までカラスが止まっていた」ような木ではだめ。「注文が入ってから、その都度希望の寸法に合わせて木を挽いてすぐ出荷」というわけにはいかないのです。
このように出荷までに時間のかかる天然乾燥材を安定供給するためには、規格材をストックしておくのが一番の方法なのです。
モクネットのこの10年間は、乾燥材をいかに供給するかの試行錯誤の歳月だった、と言っても過言ではありません。それくらい、国産材、特に水分の多い杉材の乾燥は難しいことなのです。
材を規格化することで、自然乾燥材の出荷を可能にしました。でも、常に同じぐらいの乾燥のレベルを保って、安定的に供給する、という点からいうと、未だに完成しているとは言い切れませんが、材を供給する者の良心として、そのレベルをあげていく努力を重ねています。
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1:
今、山はどうなっているの?
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二ツ井再発見
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米代川流域の歴史
4:
いのちはめぐる
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未来への構想
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そしてモクネット
(c)モクネット事業協同組合 最終更新日:2001.03.31