「林材工業振興ビジョン」
二ッ井の基幹産業である木材で 町を立て直そう (1986年・二ツ井商工会青年部) |
| 歴史と現状の認識 |
| 物資の集散地としての歴史 |
二ッ井で合流する米代川支流から天然秋田杉が集積され、能代や東京などの都市へ筏や鉄道などに運ばれていくための、また川下から上がってくす生活物資の中継地であった。 |
| 今をどうとらえるか? |
低成長時代に入り、全国的に国産材の需要が減った上に、大径木の天然秋田杉が枯渇してきた。
質のよい木材が豊富に集まるという地理的な好条件に恵まれ、新製品や流通経路の開発といった努力をしないで済んできたことがかえって、この困難な時代を乗り切れない弱さにつながっている。
県や流域の他の地区よりもその落ち込みが激しいことが、それを裏付けている。 |
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立て直しのために・・
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■ 中・小径木の活用
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二ッ井を立て直すには、明治の後半から植林され始めた中径木を住宅部材として使いこなすと同時に、戦後植林された造林杉から出る小径材をも十分に活用することからはじめる必要がある。 |
| ■ 住宅の産直を |
都市と提携した産直方式で木の家を売っていくことが、最大の地域おこしになる。
そのためには町をあげての木材供給体制づくり、大工・工務店の組織化が必要。 |
| ■ 「木のまち」に |
また、二ッ井のイメージを伝えるために天然秋田杉美林、原生林、筏流し、森林軌道跡など、森林・木材に由緒のあるところを、都会人が自然や本物に浸って滞在・体験できる場所として活用できるようにし、地域の特徴を打ち出すのもよいし、
木のまちとしての街並みをつくっていくことも必須。 |
| 結論 |
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もう、かつての天然杉の図抜けた品質のよさで勝負する時代ではない。
地域のもつ特徴や木や自然と共生する暮らしをイメージできる背景をつけて特定多数の人たちに売っていくことが、効果的。
以上を実践するための第三セクターのたちあげ、本格的なコンサルティングが急務。 |