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未来への構想
1. 木のまち、二ッ井
2. 米代川流域・きみまちストックヤード
3. きみまち林業
4. 木質エネルギー
5. きみまちハウス
6. 里山構想


 山がだめになる、製材がだめになる。現状のまま行けば、地場の林材業は共倒れ的に崩壊しそうです。その打開策の一つとして、木材需要の筆頭である「木造の住宅産業」を意識した「きみまちストックヤード構想」を提案します。

 これからは、山仕事から家づくりに至る川上から川下まで、それぞれの業界・業種に携わる人たちが利害や競争を越えて地域や社会貢献に智恵を出し合い、得意な役割を自ら担い、共に生きていくことを考える時代です。

 ストックヤードとは、流域の秋田杉を製材、加工した材をそこに集積し、「きみまち秋田杉」という名前をつけた住宅用部材として、地域の内外へ個別対応で供給するための供給基地です。
 
 



 
   秋田では県産材の住宅への使用率は約50%で、地域の木造住宅の多くは県産材で建てられてきています。しかし、ひとつの製材所で一棟分の材を揃えきれなかったり、乾燥の度合いがまちまちであったり、と「寄せ集め状態」の材が漫然が使われてるのが現状です。これでは、乾燥や使い勝手、価格などの面で、外材や外材を芯に使った集成材、新建材などとの競争にはなりません。国産材の秋田杉で、構造材から造作材までまるごと一棟分、安定した質(特に乾燥の面で)供給できる仕組みがまだ、できていないのです。その仕組みをつくるのが、ストックヤードです。


かつて東洋一といわれた「天神貯木場」の、当時のようす




 
   ストックヤードが供給する「きみまち秋田杉」では、節の有無などによる等級を廃止し、節のある並材を標準とした、使いやすい寸法体系の規格をつくります。住宅の構造に合った幾つかの乾燥レベルで品質を安定させ、家まるごと一棟分の材を安定的に地域の内外に供給していきます。「きみまち秋田杉」を、町をあげての主力産品とすることで、「秋田杉の町・二ッ井」をよみがえらせることができます。




 
   ストックヤードは、既存の製材所・加工工場と競合するものではなく、米代川流域の製材所・加工工場などから集荷した規格材を「とりまとめる」場所です。

 具体的な中身としては、規格材を桟積みにして自然乾燥(人工乾燥も一部併用)させる場所、出荷するまでの在庫をおく倉庫といった住宅部材の供給基地だけでなく、大工が刻み加工などするための作業所、森林・林業や木材、建築などについて学ぶ実習施設なども含んだ、複合的な施設を想定しています。場所としては、かつて流域から材が集まる規模が「東洋一」といわれた「天神貯木場」跡が相応しいと考えます。


  天神貯木場跡

 
 
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(c)モクネット事業協同組合   最終更新日:2001.03.31
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