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明治後半以降には、能代で機械製材がはじまったので、丸太のまま山を降ろすようになりました。  
 


寸甫割した材を積んで運ぶ橇。のぼり坂では、後ろから押す人も必要です。

 
沢岸の土場に、運んできた材を積み上げていきます。
 
 

 

 

 
       
 
春が間近なのでしょう。梅が咲いています。沢に集めた材を、堰き止めた水の勢いで一気に流す「堤出し」の準備をしています。
 
堰板を解いて、一気に水と材を流します。このように一本一本木を流すことを「管流し」といいます。
 
材が川岸や石で止まってしまうのを、小鳶で介錯して、下流へと流します。
 
 

 

 

 
       
 
川幅が広くなった適当な場所に、流れてきた材を留める「矢来場」を設けられました。ここで材をとりまとめ、筏に組みます。
 
筏を組むために、「グミ」とよばれる丈夫な縄をなっています。川では、筏を材を筏に組んでいます。
 
組上がった筏を川下につなぎ、いよいよ出発の準備です。筏流しは、雪解け水で米代川の水量がます5月頃からはじまります。
 
 

 

 

 
     自然の力が人間より強かった頃、人は季節の時間に身をゆだね、季節に合った工夫をしていました。「重い木を、自然の力を借りながら、うまく扱おう」、杣子造材図の画面からは、そんな昔の人の知恵が伝わってきます。

 機械で自然を克服する今の時代、早く・便利に・楽にものを手に入れるようになりましたが、、そのために多くの資源とエネルギーを投入し、地球環境を疲弊させています。 ここが、自然の循環の中で仕事していた昔との大きな違いです。
   本来、「天体の運行」が紡いでいたはずの「時間」。今では「お金の運行」に支配されてしまっています。

 人間が自然との調和のバランスを失いはじめたのは、ついここ100年。 この100年間と同じシナリオで突き進めば、地球に未来はない、と言われています。「持続可能な」シナリオのために、この「杣子造材之図」から学ぶことがあるのではないでしょうか 。
 
 
二人一組になり、櫨と竿をあやつって、下流の町に向かいます。
     
 
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(c)モクネット事業協同組合   最終更新日:2001.03.31
 
   
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