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終戦間際には、能代に松下造船の工場が作られました。流域からは杉がどんどん送られ、優秀な木挽き職人が集められました。大きな船を造る、その足場も全て5寸角という太い柱材で組み上げ、その足場と船がまるごと、2隻分も入るような大きな工場です。1300人もの人が働き、竜骨には松や欅、ほかは天然杉が使われました。
ところが、そこでできた船は3隻が実際に使われただけで、あとは終戦の前の年に火事を出し、建造中の船も工場も全部焼けてしまいました。ものすごい量の天然杉が無駄になったわけです。(詳しくは、野添憲治著「幻の木造船」をお読みください) |
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終戦間際につくられた松下造船能代工場。足場もすべて天然杉で組まれていた
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竜骨はケヤキ、それ以外には天然杉を使い、木挽きの技術の粋を集めた木造船
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