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| 駅の北側にあった営林著管轄の二ツ井修理工場。山仕事や製材機械を直す仕事がたくさんあった |
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| 二ツ井営林署病院では、白蝋病の温泉療養を進めていた
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天然秋田杉を豊富に有する営林署と、その天然杉を製材する材木屋が忙しければ、その周辺の業種も栄える。桶樽屋、下駄屋、建具屋など、木工関係はもちろんのこと、鍛冶屋では草刈り鎌、鳶口など山仕事の道具をつくるのに忙しかったし、山仕事の機械化が進むと、チェーンソーや集材機などを直す営林署管轄の修理工場もできた。チェーンソーが出回りはじめの頃、その絶え間ない振動のせいで手が麻痺するという山仕事の職業病「白蝋病」のための専門の病院も、全国にさきがけて開院した。
直接に林材業と関わりないように見える小売店までもが、「みそ・醤油に至るまで」林材業の活況に与って生きていた。呉服屋は雨合羽や長靴、営林署職員の制服をおさめたものだし、町の飲食街は丸太や木材製品の商談でいつも賑わっていた。
営林署のレクリエーションとしてはじまったものが町に定着した例もいくつかある。二ッ井は中学生のスキーが強いので有名だが、もともとそれは営林署職員の間でさかんだったのが浸透していったもの。テニスや相撲も同様だ。 |
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