top > 二ツ井再発見 > 二ツ井の風景
上の階層へ戻る 前のページへ 次のページへ
       
 

 
二ツ井再発見  


二ツ井にはりっぱな城郭や高い山があるわけではないが
心をなごませる 風景に恵まれている。
米代川と、山々や田畑が織りなす
自然の風景そのものが
美しいところなのだ。



 
 

 
   大きく回り込む米代川の両岸をはさまれた七座山。七つの岩をいただき、細長く峰を連ねている。ひとつひとつの岩が神の座として、信仰の対象となっていた。藩政時代にも、藩が直営管理する「御直山」として保護されため、原生林の状態をずっと保ってこられた。雑木林と野生の杉とが入り混じった山と、大きく蛇行するゆったりした川がつくりだす景色は、二ッ井の原風景のひとつである。
 
 
雪化粧した七座山  
   
 
 
急斜面に、雑木と野生の杉が生える  
   



 
 
紅葉のきみまち阪。明治時代より前は、羽州街道の難所だった  
   
 七座山と米代川をはさんで対岸に、大きな切り立った屏風岩がある。道路や橋がなかった昔、荷上場から小繋までの「一里の渡し」に払う船賃を持たない旅人にとっては、ここは藤琴川の浅瀬を歩いて渡り、険しい岩をよじのぼって越える羽州街道の難所であった。橋と切り通しの道ができ、楽に通れるようになったのは明治天皇の御幸の時。その時、遠く離れて夏の長旅をする陛下を気遣う皇后からの便りが届き、景色の美しさと皇后のやさしい思いを心に留めた陛下は翌年、宮内省を通じてこの地を「きみまち阪」と名付けるように通達してきた。以来、かつての難所は整備され、屏風岩を背景とした紅葉や雪景色、対岸の美しい七座山原生林を望む眺望を楽しむ二ッ井の名所となったのである。



   ほかにも二ッ井には美しい風景がたくさんみつかる。なだらかな山とゆったり流れる米代川とが、季節ごとに、あるいは朝と夕に、ちがった表情を見せてくれる。鮭も遡上するし、鮎釣りも楽しめる。自転車や歩きの方が、そんな風景を発見出来るかもしれない。


 
米代川の北側の農村地帯。ほにょ杭で稲を乾燥させている風景  
   
 
 
穏やかな日の、米代川雪景色  
   
 
 
0: top 1: 今、山はどうなっているの? | 2: 二ツ井再発見 | 3: 米代川流域の歴史
4: いのちはめぐる | 5: 未来への構想 | 6: そしてモクネット

(c)モクネット事業協同組合   最終更新日:2001.03.31
上の階層へ戻る 前のページへ 次のページへ