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秋田県の山林のうち、54%が民有林、46%が国有林となっていますが、両者の人工林を合わせると、山林面積全体のちょうど50%となります。そのうち92%が杉林です。秋田県の林業にとって、いかに秋田杉の存在が大きいか、お分かりいただけると思います。
戦前、秋田杉といえば、それは天然秋田杉のことであり、それは明治維新の後、藩有林から引き継ぐ形で国有林となった山林から出るものでした。ところがその天然秋田杉は、昭和45年頃を境にほとんど枯渇してしまいました。今、なお残っている国有林は、参考林として残されたわずかな天然杉美林、明治後半から大正にかけての75-90年生または戦後に植林をしたものと思われます。
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