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昭和47年のオイルショックで、高度成長は終わりました。住宅着工数も落ち、木はあまり必要とされなくなりましたた。その分、外国からの材が減ったかというと、むしろ「外材の方が安くでいいんじゃない?」ということで、国産材の人気はますます下がっていきます。 |
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安い外材に引っ張られるようにどんどん底値を更新していく木の値段に、山の持ち主はやる気を失っています。木を育てるのには時間も手間もかかるのに、伐った人に労賃を払うと赤字になりかねないというのでは、伐らない方がまし。お金をかけて手入れしたって、損するだけだ。そんなことで山から木が出てこなくなっています。
手入れされない山では木の枝が混み合ってしまい、光が入らないので、木はもやしみたいにひょろひょろになってしまいます。しっかり土に根を張って、大水や土砂崩れを防いでくれるはずの山が、その役目を果たせなくなっています。伐ったり手入れしたりする仕事がなくなれば、山で働く人もやっていけません。
人工林というものは、人が長い年月かけて手入れしてこそ、自然の恵みを受けることができるようになるのに、今のままでは、その前に、山は見限られることになってしまいます。
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| 健全に手入れされた森 |
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| 手入れされず荒れた森 |
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山を持っている人が悪いのでもない。山の木を安い値段でしか買わない製材所が悪いのでもない。外国の材そのものが悪いのでもない。・・・でも何か、歯車が狂ってしまっているのは確かです。 |
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