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土蔵の喫茶店MOMO Photo
MOMO探検
MOMOはこうしてできた
静かなメッセージ
白神森林組合二ツ井支所佐藤さんと「秋田杉林を行く」についてはこちらからどうぞ
MOMOはこうしてできた
  「二ツ井の町はずっと好きでした」
Photo   MOMOのオーナー、森澤和貴子さんは、能代から毎日ここに通ってきている。「若い頃から二ツ井の町の雰囲気が好きなんです。よく散歩に来ていました」今ではめっきり減ってしまったが、昔の二ツ井には喫茶店も何軒かあった。同人誌を仲間たちとつくっていたこともあり、その打ち合わせを二ツ井の喫茶店ですることも多かったという。結婚、子育ての年月を経て、取り壊される土蔵があると聞き、「じゃあ、二ツ井で、昔から好きだった喫茶店をはじめようか」と思い立ったのが10年ちょっと前のこと。  
     
  「みんなで寄ってたかってつくってくれたお店なんです」
Photo   「個性豊かなお店ですね」と感想を伝えると、「私ひとりのカラーということではないんですよ」と森澤さんは言う。「なんにもひとりでできないくせに、想いついちゃったんです、ここに喫茶店をつくろうって。で、ほうっておけない、と友達やまわりの人がいろいろ手伝ってくれたんです。こういう店になったのは、みんなのおかげなんです。」壁を塗る人、テーブルクロスを縫う人、看板をつくってかけてくれた人。能代から二ツ井にやってきてひとりで喫茶店をはじめようとする森澤さんを、まわりが楽しみながら助けてくれた。
去年、MOMOでは10周年を記念するパーティーをした。集まってきてくれた人の多くが、いまだに店をつくった時のことを、きのうのことのように憶えていて、その時の楽しい思い出話がいつまでもつきなかったという。
 
    Photo  
  MOMOという名前の由来
Photo   「お店のMOMOという名前は、ミヒャエルエンデの童話『モモ』からとりました。主人公のモモが知らない町に移り住む、そうすると、まわりがいつのまにか、いろいろ世話をしてくれるんです。私がこの店をつくる時もまさにそうでした。」森澤さんはよく笑う。でも声は大きくない。笑顔はとても静かで、人を和ませる力がある。話していると、すーっと気持ちがラクになるような、聞き上手。聞き上手は巻き込み上手、なのかもしれない。
モモの童話をぜひ読んでほしい。忙しく暮らしている人たちが、なにもしないでそこにいるモモのところにやってきては話をしていく。世間では「時間どろぼう」が人々の生活から時間をうばっていく。モモのところに来ては、その時間をみんなが取り戻していくのだ。森澤さんのMOMOも、そんな「日常の合間にほっとする時間」を取り戻せる場所に、ちゃんと、なっている。
 
   
    白神森林
組合
土蔵の喫茶店
MOMO
 
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(c)モクネット事業協同組合   最終更新日:2002.02.01
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