上の階層へ戻る 前のページへ 次のページへ
top > 白神森林組合 > 秋田杉の一生

白神森林組合二ツ井支所佐藤さんと秋田杉林を行く Image Photo
秋田杉の一生
手入れしてつくる、よい林
photo 土蔵の喫茶店「MOMO」についてはこちらからどうぞ
秋田杉の一生
  杉から家を建てるのに使える木材が取れるようになるまで、最低でも、35年以上かかります。太い径に育て上げて良材をとる伝統的な秋田杉の用い方からすると、80年以上かかるとも言われています。二ツ井の杉林にはさまざまな林齢の杉林があります。今回は、白神森林組合二ツ井支所の佐藤支所長にご同行いただいて、秋田杉の生長を追ってみました。
 


 
 
   
 
  若い杉です。植えて10年めぐらいだそうです。緑色の針状の棘をだしているのが「今年の成長分」なのだそうです。さわってみると、瑞々しく、やわらかいです。それより下の部分は、杉の幹らしい赤褐色をして、硬く木状になっています。 このようにして、杉は、針状の葉をつけた小枝を横に出しながら、上へ上へと「真っ直ぐ」伸びていきながら、少しずつ赤褐色の樹皮に覆われた幹を太らせていくのです。

*1 杉という言葉は「直ぐ」に由来するといいます)
 
       
  5年ぐらい育った若木です。裾の枝をきちんと払っています。これは上に伸びるために大切なことです。手前左の杉は根元から60cmほどが曲がっていますね、なぜか傾斜地より平地の方が、こうなることが多いです。  
       
  16年ほど経ち、杉の木らしくなってきました。下枝は払い、成長の悪いものは適宜除伐して、いい杉を育てます。  
       
  30年ぐらいの林でしょうか。同じ時期に植えられた杉でも、太さに大分違いが出てきています。細いものは間伐し、日が射しこむようにします。それによって、残った強い木はより力強く育っていきます。  
       
  およそ40-50年の杉林です。材木として出荷するのに十分な太さとなり「伐期」を迎えていますが、 一部、いい杉を伐らずに残し、もっとゆっくり時間をかけた大径木に育てようとしています。  
       
  この杉は80年もの。このような太い杉から材をとる「長伐期林業」が本来の秋田杉の育て方なのだそうです。昔の人はこのようにして、樹齢200年近い「天然秋田杉」を育てたといいます。
*2 今や秋田を抜いて日本一の杉産地となった九州では、30-40年で皆伐する。
 
    白神森林
組合
土蔵の喫茶店
MOMO
 
  前ページ 1 | 2 | 3 1 | 2 | 3 | 4 次ページ
 
 
 
0: top 1: 今、山はどうなっているの? | 2: 二ツ井再発見 | 3: 米代川流域の歴史
4: いのちはめぐる | 5: 未来への構想 | 6: そしてモクネット

(c)モクネット事業協同組合   最終更新日:2002.02.01
上の階層へ戻る 前のページへ 次のページへ

町のビジョン 商工会のビジョン