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ビジョン
> 商工会/工業振興ビジョンの抜粋全文
商工会のみんな、がんばってるなぁ!
二ツ井町商工会
「商工業振興ビジョン策定事業報告書」より
工業振興ビジョン
0 ビジョンの目標
(1)地域の人たちが自ら考え、創る計画とします。
(2)県・町等が策定したこれまでの計画を基礎にした計画とします。
(3)次の行動に直結する実践的な計画とします。
(4)町民・事業者・行政が一体になって取り組む計画とします。
1 ビジョンの視点
(1)「工業ビジョン」という名称にとらわれず、これまでの産業振興に関する計画を幅広く取り入れて、地域産業全体を視野に入れたビジョンとします。
(2)実施施策については[1]「木のまち」の蓄積を活かした既存の施策の強化と、[2]今後の取り組みの核になる夢のある施策を、バランスよく組み合わせるものとします。
(3)施策を推進するための産業振興の核になる組織体制の整備を図ります。
2 地域産業振興の基本的方向
(1)秋田杉を活用した「木のまちづくり」を地域産業振興の核とします。
(2)「複合的経営ビジョン」および「地域戦略プラン」で提起されている「きみまちハウス」「農産物加工」「観光振興」のうち、「きみまちハウス」を実施事業の一つの核とします。
(3)「新エネルギービジョン」で提起されている「木質ペレット」を実施事業のもう一つの核とします。
(4)「木のまちづくり」の一環として、木材産業を活用した産業観光(産業活動や産業施設そのものを対象とした観光)や農林産物加工にも取り組みます。また、木を生かす伝統技術の継承等、木のまちづくりを担う人を育む活動にも取り組みます。
(5)産業振興を経済活動としてのみから捉えない発想を採ります。奉仕・やりがい・地域貢献といった観点を重視します。
・「環境」「産業」「生活」を一体化して考えます。
・産業活動を、環境と共生しその営みを創造する活動ととらえます。
・木を活用した産業振興への取り組みとともに、自然や歴史・文化を含む広義の社会環境の保全・創造と、景観形成や快適環境整備による住みやすいまちづくりとを、一体化して進めます。
・ビジョンの理念をつくるキーワードを「地域資源循環」「ネットワーク」「社会貢献」とします。
●製品コンセプトとしての「地域資源循環」
・二ツ井町でつくり出される製品は、地域で調達される素材を活用し、安全かつ健康に役立つものであることを目指します。
・また、素材の調達・製造・販売・廃棄の各段階において、環境への負荷が極力少なく、環境内での資源循環の円滑なサイクルに貢献するものであることを目指します。
●流通販売のコンセプトとしての「ネットワーク」
・大量生産・大量消費を前提とした流通から、小規模・小ロットでも、供給する地域の顔が見え、消費者に対して地域のメッセージを伝えることができる流通を目指します。
・二ツ井町が、こうした新しい流通ネットワークの中における結節点となることを目指します。
●地域産業の理念としての「社会貢献」
・二ツ井町の地域産業の現状を考えるとき、大企業や都市部の企業と同じ経営理念や手法では、事業活動の継続的な展開が難しい状況にあると言わざるを得ません。
・産業活動を、経済行為に限定せず、地域の自然環境や歴史・文化環境を保全しつつ、新たに創造するための「地域づくり活動」として進めることを目指します。
●工業振興ビジョンの理念
NPI Non Profit Industry 地域貢献産業
・こうした意味で、産業振興のための施策とは一見矛盾するようですが、地域産業を持続的に振興発展させるには、非営利産業(NPI =地域貢献産業)とすることがもっとふさわしい理念であると考えます。
・この理念に立って、二ツ井町におけるこれからの工業振興への取り組みを進めます
3 工業振興施策
(1)具体的な実施施策として、[1]住宅関連産業と[2]木質系エネルギー産業の振興に重点的に取り組みます。
(2)住宅関連産業については、「並材アキタスギ」のブランド化と、「きみまちハウス」の事業化に取り組みます。エネルギー産業については、木質ペレットを活用した新たな産業創世への取り組みを進めます。
(3)「並材アキタスギ」については、製造から流通販売に至る総合的な供給体制の整備を図ります。「きみまちハウス」については、スペック・コスト・デザイン等の基本方向と具体的な設計仕様を確定し、住宅・店舗等への普及を図ります。
(4)「木質ペレット」については、ストーブ等の関連設備の製造およびペレット製造の工場設置を目指します。また、地域において木質エネルギー利用を普及するための取り組みを進めます。
●「きみまちハウス」普及事業
(1)きみまちハウスの普及
・「地域資源活用起業化ビジョン」(きみまちハウスプラン)および「地域住宅供給システム化ビジョン」(きみまちハウス設計仕様)に示された方向に基づいて、公営住宅並びに民間住宅の建設を促進します。
・「並材アキタスギ」の部材供給や流通販売と連携して「きみまちハウス」仕様の店舗の普及を図ります。
(2)きみまちハウス仕様店舗の普及
・「きみまちハウス」の店舗用設計仕様の開発を進めます。
・商店街活性化計画等の関連計画と連携して「きみまちハウス」仕様の店舗の普及を図ります。
(3)きみまちハウス普及事業の導入
・「きみまちハウス」普及のための具体的な取り組みとして、商工会を窓口としたモデル住宅およびモデル店舗建設希望者の募集を行います。
・モデル住宅やモデル店舗の建設を支援する制度と組織の整備を進めます。
●「木質ペレット」普及事業
(1)木質ペレットストーブ等の製造
・木質ペレットを燃料とするストーブやボイラーの製造に取り組みます。
・民間事業者による試作等を促進するための支援の導入を検討します。
(2)木質ペレット製造工場の設置
・「新エネルギービジョン」に基づいて、町内において 木質ペレット製造工場の設置を目指します。
・情報・技術の提供や支援施策の導入によって、民間事業者による事業参入を促進し、支援します。
(3)木質エネルギー活用システムの整備
・木質ペレットを多方面で活用するための地域利用システムの整備を図ります。
・このため、専門家や民間事業者と連携した 木質エネルギーの事業への活用を促進するために、モデル工場の設置等を支援します。
・地域において木質エネルギーの利用が進むように、町民や事業者に普及啓発を図る取り組みを進めます。
4 推進体制
(1)「木のまちづくり」を具体化するための体制整備を進めます。
(2)組織体制については、既存計画書が第3セクターを提起していますが、現状では町の中に3セク化への取り組みが熟していないため、当面は既存組織の活用を中心に各事業の推進を図ります。
(3)町民・事業者・行政が連携して地域産業振興やまちづくりに取り組むための検討の場を設けます。
(4)こうした組織の活動を通じて、「木のまち二ツ井」の顔となる産業振興の核的な組織の設立を目指します。
(5)新しい組織が生まれ活性化するには、核となる人たちが集い、育ち、絆を強めていくことが重要です。次世代にもつながるこの人を育む営みを始める場として、「まちづくり塾」を開設します。
●「まちづくり塾」の開設
・広く町内(町民・事業者・行政職員)に参加を呼びかけます。
・月1回くらいを目途に、定例化して開催し、10年継続を目指します。
・次の課題について、学びかつ実践します。
・講師は、原則としては、地元の先達や経験者が努めます。
(1)「まちの地域資産」の再評価
(2)「木の住まいと施設」を活かしたまちづくりへの取り組み
(3)「新エネルギー活用」のまちづくりへの取り組み
(4)「環境重視」のまちづくりへの取り組み
(5)「若い人たち参画プラン」の推進
商工会 工業振興ビジョン
二ツ井町 TRY21
秋田県 アクションプログラム
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(c)モクネット事業協同組合 最終更新日:2001.07.01